Kiwi Travel⑥トンガリロ・アルパイン・クロッシング
ニュージーランドで一番のトレッキングコースとうたわれるトンガリロ・アルパイン・クロッシング。全長約19.4Km。所要時間６時間～
私が挑戦したのは３月の初めのころ。まだまだ暑い日が続くころ。
トンガリロ・アルパイン・クロッシングの朝は早いです。特にタウポ市内からの出発となると、夜明け前からシャトルバスに乗ってトンガリロ国立公園まで向かいます。
バスの出発時間は早朝５時。同じホステルからは他に３人参加するようで、４：５０になるとバスを待つためにホステルの前に出てきていました。
今回利用したシャトルバスはこちら。
市内だと、大抵のホステルの前までピックアップしに来てくれます。往復で＄７０。
（タウポ湖南西に宿泊した二人は、トンガリロ国立公園の駐車場まで運転していって、そこから登山道までのシャトルバスを利用して＄３５。）
この日の朝は結構寒かった。吐く息が白く見えるほど。NZではまだ晩夏だというのに。。。！！登山道入り口にはトイレがあるのですが、７時に到着のシャトルバスが多いせいか、結構並んでます。今すぐ行かないと我慢できない！！って人以外は素通りでいいです。３０～４０分くらい歩いたところで次のトイレがあります。道中トイレは６か所ほどあるので安心してください。その辺でしたりしないようにしましょう。世界遺産ですよ！ただ、汲み取り式のトイレなので、においます。山小屋とかでも汲み取り式だと思うので、山登りに慣れている人にはどうってことないかと思います。トイレットペーパーは持参しましょう。水が流れないので、手洗いも登山道入り口以外ではできません。私は持参した飲み水で洗いましたが、それじゃちょっとこころもとない。。。と感じる方は除菌シートなど持参した方がよいです。（ごみは持ち帰りましょう）
最初の１時間はイージーピージー。景色を楽しみながらゆったりとした気持ちで楽しめます。
続く１時間はのぼりが続くきつい道のり。
階段階段階段。。。。休み休み無理せず行きたいところですが、あまり時間もかけられないのがシャトルバス利用の弱み。（特別ゆっくりじゃなければ、そんなに遅くなることはありません。）
階段を登りきると再びイージーモード。平坦な道になります。
サクッと通りすぎましょう！
平坦な野原？荒野？を過ぎると再び上り坂。
登りきると広がる景色は別格。
何とも言えない達成感。ここが登山道で一番標高が高いポイント。１８８６ｍです。ここを１２時までには発ちたい。
ここからは下り坂。楽勝かと思いきや、メルは慎重派でゆっくり坂をくだっていた。確かに傾斜は急。感覚的にはほぼ直角なんじゃないかと思うほどに！滑るように下っていきます。靴の中に砂が入るのを気にしていたら下れません！！
だいたい１５分ほど下るとEmerald Lakesに到着する。
はっちゃけた若い男の子たちが横を滑りおりていきました。逆からスタートした人もいるようで、登っている人もいるのであまりはっちゃけすぎて止まれなくてクラッシュ！！ってことにならないように気を付けましょう。
私たちはここでランチ休憩を取りました。途中のトイレ休憩でナッツバーを食べたり、ちょこちょことエネルギー補充をしながらのみちのり。
下りきると再び平坦な道！
Blue Lakeへと続く道です。
ここから１時間はイージーウォーク。
Ketetahi Shelterを午後２時までに過ぎれば、午後４時までには余裕です。
手前の湖は違うよ！
最後の２時間が長ーく感じる緩やかなくだり。
ブッシュウォークかと思うような両脇が２ｍほどのブッシュを歩き続けると、道中最後のトイレ。
トイレを過ぎて少し行くと、よくあるウォーキングトラックのようになります。
ここまでくれば、ゴールはすぐそこ。
この２時間は写真を撮るよりも前へ前へ進むことしか考えていなかったようで、貼れる写真がありません！！！早く帰りたい！という思いが先立つラストスパートです。
ゴールに着くと、トイレ付近でバスが待っているので（Tongariro Expeditions利用の人はね)名前を伝えてバスに乗り込みます。バスの席が埋まると出発です。私たちは３時少し前に到着しました。ちょうど席が埋まったので、待ち時間なしで出発しました。行きと同じく、途中とちゅうでDrop offしながら走ります。ホステルに着くと、同じ部屋から参加していたフランス人の青年がすでにベッドに横になってくつろいでいました。早いな。。。。そして、アイアンマンを見に行くと出かけていきました。強いな。。。
この日の総歩数は35,852steps!!（市内帰ってから買い物に歩いて行ったけど）推定消費カロリーは640kcalになっていました。（体重によって違うからね！！）
お疲れさまでした。
挑戦する方は、しっかり準備をして行ってください。大変な分、やり遂げた感や美しい景色はかけがえのない思い出になるでしょう！！
ちなみに私の挑戦した日は晴れでしたが、Saxton夫妻が挑戦した２月半ば（NZの真夏）はー４℃まで気温が下がって、体温を上げるために歩いて歩いてだったから、景色を楽しむ余裕もなかったと言っていました。夏場でも油断はできません！！
